矢橋コンサルティング通信　2023年12月22日号　＜2023年の振り返り　その１　事業再構築補助金＞を配信しました

弊社は代表取締役矢橋敬が名刺交換をさせていただいた方に、メールマガジンを配信しております。今回のトピックは、今年の振り返り　その１　事業再構築補助金　です。

■ トピック：今年の振り返り　その１　事業再構築補助金

M&Aのクロージング（最終決済）が10月末にあり、その後しばらくゆっくりしていたり、新たな案件の受注営業などをしていたら、もう年末！

ということで、すっかりごぶさたしてしまいましたが、ここで2023年の振り返りをしたいと思います。

まず、3月に岐阜県中小企業団体中央会のものづくり補助金にかかわる支援専門員を卒業して、完全な狩猟生活になりました。

定期的な収入がなく、受注した案件からの不定期な収入しかないことは最初は心細いものがありましたが、おかげさまで仕事に恵まれて、お客様には感謝しかありません。

そういった中で、M&Aのアドバイザーに軸足を置きつつ、補助金申請のお手伝いもしており、以前の本通信で各種補助金のご案内や比較などをしていましたが、お手伝いした事業再構築補助金が9月に採択されました。

事業内容は高齢者/要介護者向けの食品の開発でした。

主に事業計画の作成をお手伝いしたのですが、ここでは前職の大垣共立銀行の介護福祉経営サポートデスクでの経験を大いに活かせました。

商圏内での高齢者/要介護者向け製品の市場（規模・持続性）等の事業環境の分析ならびに事業者さんの顧客基盤と開発する製品の優位性と競合状況を考慮したシェアの想定などがスムーズにできて、すっきり整ったストーリーを描けたことが採択につながったと自負しています。

ところで、

事業再構築補助金は今年度（令和5年度）最後の第12回公募の前に内閣官房行政改革推進本部事務局が実施した「令和5年度秋の年次公開検証（「秋のレビュー」）」において問題点が指摘されたため、

・第12回は要件が変更される可能性

・「事業再構築補助金」はこれで最後になる可能性

が出てきています。

もっとも、

来年度以降は中小企業向けの補助金がなくなるというわけではなく、「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」（総額3,000億円）などの新たな補助金が準備されていて、今後の公募要領等の公表待ちの状況です。

弊社は補助金申請のアドバイスを、着手金10万円、補助金額の10%の成功報酬にて承っております。お気軽にご相談ください。

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